当院スタッフが裏側矯正をはじめて、早いもので１か月が経ちました。しゃべったときのっ足らずさはかなり改善され、歯磨きも見えないながらにコツがつかめてきたかな？というところです。

今回の調整では、（１）デコボコを取るために一度歯がならぶアーチを広げ、（２）デコボコに並んでいる歯同士にゴムをかけて回転する力をかけたそうです。調整したては力をかけた部分がきつく締め付けられている感じがしていたのですが、少し時間が経つと馴染んできます。さらに時間が経つと歯が動いてきて咬んだ時に痛みが出てくるので、調整した日はいつも少し早目に軽めの食事をするようにしています。

先日、裏側矯正生活がスタートしてから初めて、外出先で「サンドウィッチ」を食べてみました。個人的に、具が挟まったパンを一番恐れていました。なぜなら、手でちぎって食べることができないからです。感想としては、予想通り治療中に食べづらい物ナンバーワンでした。まず前歯で咬み切るのに勇気が要ります。力を入れて咬んでしまっては装置が外れますし、かといってそっと咬んでは咬みちぎれません。選んだサンドウィッチがハム玉子で、ハムがちぎりやすかったのでどうにかできたんだろうと考察していますが、ごはんの方が断然食べやすいです。サンドウィッチにするなら、パンとサラダに分けたほうが無難です。

見えないことと引き換えに、気にしなくてはいけないことが多いイメージの裏側矯正ですが（スタッフもそう思っていました）、慣れと少しの注意で表側矯正と変わらない生活ができます。「歯並びは治したいけど、表に装置をつけるのはちょっと…でも裏側矯正ってよくわかんないしー」と躊躇していらっしゃる方が、イメージがわきやすいように、今後も時々ブログで治療や日常生活のレポートをしていこうと思います。

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