矯正のタイミングでお悩みのかたへ・その1
いつもSilverLace矯正歯科ホームページ&ブログをご覧いただきありがとうございます。
先日の夏季休診中に、小さな子どもがいる友だちから「うちの子、いつから歯並び治したらいいと思う?」と相談を受けました。そのお子さんは今小学1年生で、両親・両祖父母全員歯並びが良くないから矯正治療はするつもりでいるんだけれど、今通ってる歯科医院の矯正は月に1度のバイトの先生でタイミングが合いづらくて相談できない、とのこと。
そこで、歯科衛生士歴=20年、矯正専門歴=17年の本ブログ担当者は、3つのポイントを伝えました。
少々長くなりそうなので、本ブログではポイントひとつ目のお話です。
ひとつ目は【お誕生日的な年齢じゃなくて、歯の生え変わりの状況で考えてあげるといいよ】です。もちろん年齢や学年は大切な情報です。それ以上に、お口の中に今生えている歯・生え変わりの進行状況が重要になります。例えば、小学1年生でも6歳臼歯が生えている子・生えていない子、前歯が抜けた子、真ん中だけじゃなくその隣も生え変わっている子……と個人差があります。この、お口の中の歯の生え変わり状況のことを【歯齢】といいます。
矯正治療は【Ⅱ期治療(おとなの歯に生え変わった後の矯正)】と【Ⅰ期治療(こどもの歯が残っているタイミングの矯正)】にわかれます。小学1年生で全ての歯が大人の歯に生え変わっていることはまずありませんので、Ⅰ期治療のこととして考えます。
Ⅰ期治療は、歯の生え変わり状況に応じて下記の治療を行なえる可能性があります。
1.乳歯のみの歯並びが完成している~上下の前歯4本と6歳臼歯の計12本が生えてきている時期:マウスピースタイプの矯正
矯正前矯正・プレ矯正などと呼ばれることがあったり、Ⅰ期治療の一部として説明する矯正歯科もあったりします。
2.上下の前歯4本と6歳臼歯の計12本が生えきって、犬歯から奥の乳歯が抜け始めるまで:ブラケットタイプの矯正
ここからが本番の矯正治療です。
因みに、Ⅱ期治療でも、おとなの歯が生えそろう前にマウスピースである程度問題の歯並びを解消して、おとなの歯が全て生えそろったところでブラケットを装着する、という流れをとることもあります。
どちらから始めるかは担当の矯正専門の歯科医師による総合的な判断が必要になります。
もったいないのは、Ⅰ期治療のタイミングを逃してしまって、Ⅱ期治療が行なえるようになるまで待たなくてはならないパターン。実はもう少し早くから初めていてあげれば【もっと楽にできたかもしれない】、【Ⅱ期治療に残す課題が減ったかもしれない】、【Ⅰ期治療だけでキレイな歯並びにできたかもしれない】、【歯を抜かなくて済んだかもしれない】、おおごとなパターンだと【顎の骨の成長にアプローチできて手術しなくても済んだかもしれない】、なんてことも。
年齢とあわせて歯齢でも考えてあげることって、矯正治療ではとっても大切なんです。
ふたつ目のお話は次回のブログをお楽しみに!
北浦和駅西口から徒歩1分のSilverLace矯正歯科は、おかげさまで11年目に突入しました!大人のかたから小さなお子様まで、「一生自分の歯で食事ができるように」「患者様のお悩みとご希望とに寄り添う矯正治療を」をモットーに、見た目の美しさだけでなくお口の健康も第一に考えた矯正治療をさいたま市北浦和で提供してまいります。
他人に気付かれたくない患者様のための裏側矯正やマウスピース矯正を得意とし、「表側矯正」でも目立ちにくい装置を使用し、患者様の快適な矯正ライフをサポートしております。歯並びや咬み合わせに関する疑問やお悩みに、矯正治療の専門医である院長がおこたえいたします。高品質な診療をご提供できるよう、また患者様の不安や長期間にわたる治療に寄り添えるようスタッフ一同励んでおります。
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